アルテミス計画が始動!今後の宇宙航空戦略はどのように進むのか?

米航空宇宙局(NASA)は16日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから新型巨大ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」の1号機を打ち上げました。搭載された宇宙船「オリオン」の打ち上げに成功し、予定の軌道に入った。
米国のアポロ計画以来、約半世紀ぶりに人類を月に送る国際月探査「アルテミス計画」の初ミッションとなる。
SLS宇宙船の初号機は高さ約98mで、アポロ計画で使用された史上最大のロケット「サターンV」に匹敵する大きさです。
オリオンは有人宇宙船としては最遠の約45万kmを飛行し、月を周回、約25日で太平洋に着陸する予定です。
無人の試験飛行では、宇宙飛行士の代わりにマネキンを使い、人体への影響を調べる予定です。
また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型宇宙船2機も搭載される。そのうちの1機「おもてなし」は世界最小の宇宙船で、日本の宇宙船として初めて月面に着陸する予定です。
初号機の打ち上げは、8月のエンジン温度異常、9月の燃料漏れなどトラブルが相次ぎ、何度も延期された。
今回も燃料漏れや打ち上げ直前のレーダー追跡システムの不具合で打ち上げが延期された。1回の打ち上げには41億ドル(約5700億円)の費用がかかり、費用対効果を疑問視する声もある。
計画によると、2024年の2回目の打ち上げで宇宙飛行士を月周辺に、2013年以降の3回目の打ち上げで米国の宇宙飛行士を月面に、2020年には月を周回する新宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設、30年代には火星への有人着陸も目標に掲げられています。
日本もこのプロジェクトに参加しており、20年代後半に日本人宇宙飛行士を月面に送ることを目指しています。
アポロ計画では、1969年から1972年にかけて12人のアメリカ人宇宙飛行士が月面に降り立ちましたが、全員が白人男性でした。
今回、初めて女性や有色人種が月面に降り立つことになる。
1回の着陸に5700億円かかるというから、民間人が月面に降り立てるようになるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
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